タンスの着物は正体不明。それはやがてご自身にも、家族にも心労になります。
「この着物はどういうもの?」
「着られるの?」
着物は、種類や季節感、TPO、サイズ、価値などの情報がわかると、整理する方向性が見えてきます。
それが写真付となると、一目で判断できます。必要な着物がどれかがわかり、コーディネートもしやすく、更におしゃれに着られます。
残されたご家族の着物はわかりにくい。
ご自身の着物ならばありすぎてわからない。
素敵な着物は、わからないままにするととても困るものに。
受け継がれる着物となるために、また、お客様のお悩みを解決するために、着物の整理をプロに任せましょう。
キモノスタジオMIFURUでは、着物を送るだけで、着物を1点1点確認し、着物の写真と情報を入れたカードをお作りして仕分けし、美しく整理いたします。
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着物を整理する方法
着物は、1枚でも沢山あっても、それが何かすぐには分かりません。ここで着物を整理する際の大まかな見分け方を解説いたします。
全ての着物をタンスから出し、一枚一枚たとう紙を開けて、中の着物を確認します。
着物は衣服ですので、春秋冬もの(袷)、初夏初秋(単衣)、薄物(夏物)があります。
裏地が全体についていたら、袷(あわせ)。
裏地が無い、もしくは一部分でしたら単衣(ひとえ)。
透ける生地でしたら薄物(うすもの)となります。
木綿は単衣仕立てが多くオールシーズンです。
着物には、フォーマルのもの、カジュアルのものがあります。洋服よりそのTPOは顕著です。
絵画のように一枚の絵のように描かれているようでしたらフォーマル。
全体に柄が規則的に入っていれば、カジュアルに。
一色で染められたもの(色無地)は、紋があればフォーマル、なければカジュアルとなります。
これは着物の本を買ったり、ネットで調べると分かり安いです。(例外も多々あり。)
また着られるか、または売れるかということで、サイズも重要です。
女物であれば着物を首元から持ってみて、裾までの長さがご自分の身長と同じくらいであれば着られそうです。体型が似ていればサイズが大丈夫な可能性があります。
ですが、サイズが合わなくても、カジュアルの着物ならば着付けを工夫したり、洋服と合わせてサイズ感の違和感をなくすなどができますが、フォーマルは、式典など正式な場に着ていくため、サイズが小さければ着られないこともあります。※大きい場合はなんとかなります。
ただし、よくあるのは、タンスに眠る小ぶりなおばあちゃんの着物を、体格が違う現代の方が着ること。フォーマル着物ならば、式典など正式な場にサイズが合わないので、着るのは避けた方が良いでしょう。レンタルするか、式典まで何ヶ月か期間があれば、少々値は張りますが、サイズ直しして着ることもできます。(生地の量、痛み具合などで直しができないものもあります。)
ご家族の方に着物が誰のものか聞いて、その着物が体系に合うか確かめてみましょう。
本を見てこれで整理できる、、、という訳にいかない着物。土地、歴史によってもさまざまな例外があります。、高価なブランドもの、普段着なども整理のポイントにも。
何より、確認するために広げて、そして綺麗に畳む、仕舞わないと整理になりません。
まず畳み方をマスターして、コツコツやってみましょう。
悉皆さんなど着物に詳しい方を呼んで一気にやるのもおすすめ。
送るだけ、の当店の着物整理サービス「キモノカード」もご利用ください。
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