【ブログ】着物を整理する方法
着物は、1枚でも沢山あっても、それが何かすぐには分かりません。ここで着物を整理する際の大まかな見分け方を解説いたします。
全ての着物をタンスから出し、たとう紙を開けます。
着物には、フォーマルのもの、カジュアルのものがあります。
絵画のように一枚の絵のように描かれているようでしたらフォーマル。
全体に柄が規則的に入っていれば、カジュアルに。
一色で染められたもの(色無地)は、紋があればフォーマル、なければカジュアルとなります。
※例外も多々あります。
まず、フォーマルとカジュアルに分ます。
次にその中で、春秋冬もの(袷)、初夏初秋(単衣)、薄物(夏物)に分ます。
裏地が全体についていたら、袷(あわせ)。
裏地が無い、もしくは一部分でしたら単衣(ひとえ)。
透ける生地でしたら薄物(うすもの)となります。
木綿は単衣仕立てが多くオールシーズンです。
また状態、サイズも重要です。
状態はシミやカビがついていたら、そのお着物が素敵に見えたら洗いに出すことを前提に取っておきますが、それほどお気に召すことがなければ、手放すことがおすすめです。シミ取りは高額になりやすいです。
サイズは、まずご家族の誰のものか、で大体のサイズ感が決まります。着物は体型に合わせて作ることが多いので、特に着物の主様とご依頼のお客様のおおよそ±5センチくらいを目安に、着られるか判断します。
※よくあるのは、タンスに眠る小ぶりなおばあちゃんの着物を、体格が違う現代の大きな方には難しいことです。特にフォーマル着物ならば、おはしよりが出ないくらい小さなものを着るのは避けた方が良いでしょう。少々値は張りますが、サイズ直しして着ることもできます。(生地の量、痛み具合などで直しができないものもあります。)
着られるかどうか、それだけではありません。
ぴったりの帯があれば一番いいですね。
帯も、フォーマルとカジュアル、夏物と春秋冬もの、状態、たまに長さも調べないといけません。
何より、確認するために広げて、そして綺麗に畳む、そして仕舞わないと整理になりません。
着物に詳しい方を呼んで一気にやるのもおすすめですが、当店のタンスの着物を着せて、明記して、仕舞う、「出張着物整理」サービスを是非ご利用ください!
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